作家プロフィール

久生十蘭

(ひさお じゅうらん)1902~1957年、享年55。北海道出身。聖学院中学卒。小説家、演出家。本名:阿部 正雄。
中学卒業後、新聞社勤務ののち、演劇を学ぶため渡仏。パリ高等物理学校、国立パリ技芸学校に学び、1933年に帰国。演出家となる一方、「新青年」を舞台に「金狼」「黒い手帳」「湖畔」「ハムレット」などの作品を発表。1951年の「鈴木主水」で第26回直木賞受賞、1955年「母子像」で世界短編小説コンクール第一席に入選した。推理小説、ユーモア小説、歴史・時代小説、現代小説、ノンフィクションノベルなど多彩な作品を手掛け、「多面体作家」「小説の魔術師」と呼ばれた。代表作に『魔都』『キャラコさん』『顎十郎評判捕物帳』『平賀源内捕物帳』『内地へよろしく』等がある。

P+D BOOKSの作品

無謬の日本人が大事件に巻き込まれていく

十字街

久生十蘭

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