作家プロフィール

宮尾登美子

(みやお とみこ)1926年(大正15年)4月13日-2014年(平成26年)12月30日、享年88。高知県出身。

花街で芸妓紹介業を営む家庭に生まれる。幼少時より病弱体質であった。高坂高等女学校を卒業後、同校家政研究科に進学するが中途退学して代用教員となる。17歳で教員と結婚、19歳で長女を出産した直後、家族で満州へ渡る。壮絶な体験をした後、高知に戻り農業をしながら徐々に文筆活動を開始。次女出産、離婚、新聞記者との再婚を経て上京する。
女性の一生をテーマにした作品が多く、1962年『連』で第5回婦人公論女流新人賞、1973年『櫂』で第9回太宰治賞、1979年『一弦の琴』で第80回直木賞、1983年『序の舞』で第17回吉川英治文学賞ほか多数受賞。『鬼龍院花子の生涯』『陽暉楼』『天璋院篤姫』『藏』『寒椿』『宮尾本 平家物語』など多くの作品が映画化、ドラマ化されている。
1989年紫綬褒章受章。2009年文化功労者。

P+D BOOKSの作品

作家生活の機微や日常を綴った珠玉の随筆集

記憶の断片

宮尾登美子

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土佐の13人の女たちから紡いだ13の物語

楊(やま)梅(もも)の
熟れる頃

宮尾登美子

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