作家プロフィール

三好京三

(みよし きょうぞう)1931~2007年、享年76。岩手県出身。小説家、小学校教諭。本名・佐々木 久雄(ささき ひさお)

旧制・岩手県立一関中学校(現・岩手県立一関第一高等学校)卒業後、種市町立中野小学校及び種市町立宿戸小学校(現洋野町)に助教諭として赴任、その後1962年に旧衣川村立(現奥州市)衣川小学校大森分校に赴任。1971年、慶應義塾大学文学部を通信教育で卒業。在学中は国文学を専攻する。小学校教諭として僻地教育にあたった経験を元に、非行に走る娘とそれに振り回される家庭を描いた『子育てごっこ』で第41回文學界新人賞(1975年)、第76回直木賞(1976年下期)を受賞。1978年退職して文筆に専念し、郷里の東北を舞台にした小説を手がける。ほかに『分校日記』『いのちの歌』『女人平泉』『女教師―三色すみれ』『遠野夢詩人』などの作品がある。

P+D BOOKSの作品

子育てと教育を問い直す直木賞受賞の話題作

子育てごっこ

三好京三

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