作家プロフィール

大原富枝

(おおはら とみえ)1912―2000年、享年87。高知県出身。高知県女子師範学校中退。小説家。

女子師範学校時代に教室で喀血、以来10年間の療養生活を送る。1941年に上京し文筆活動へ入る。1957年、『ストマイつんぼ』で文壇登場、同作で第8回女流文学者会賞を受賞する。1960年、幽閉生活を強いられた野中婉の生涯を描いた『婉という女』で第13回野間文芸賞、第14回毎日出版文化賞を受賞。1970年、『於雪 土佐一條家の崩壊』で第9回女流文学賞を受賞。1990年には勲三等瑞宝章を受章。1998年、日本芸術院賞・恩賜賞受賞。日本芸術院会員となる。2000年、『草を褥に 小説 牧野富太郎』」執筆・連載中、心不全で逝去。正五位に叙せられる。

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