作家プロフィール

太田治子

(おおた はるこ)1947年生。神奈川県出身。明治学院大学文学部英米文学科卒業。小説家、エッセイスト。

父は太宰治、母は太宰の代表作「斜陽」の主人公「かず子」のモデルとなった太田静子。
高校時代、瀬戸内晴美(寂聴)の勧めで回想記を書きはじめ、やがて「新潮」誌上で「手記」として掲載される。続いて太宰の生家などを訪ねた紀行文「津軽」(第5回婦人公論読者賞)が「婦人公論」に掲載され、これらをまとめた『手記』が、1967年に新潮社より刊行。同年、吉永小百合主演で映画化された(タイトルは「斜陽のおもかげ」)。
1985年、母の思い出をつづった『心映えの記』で第1回坪田譲治文学賞受賞。直木賞にもノミネートされた。
絵画への造詣が深く、NHK『日曜美術館』のアシスタントを務めた経験もある。

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